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始めてわずか1年余りで全国大会へ ある競技との二刀流で挑む小学生力士 岡山【こどもミライパーク】

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 11月末に東京の両国国技館で行われる小学生の相撲の全国大会に、岡山県倉敷市の6年生が挑みます。相撲を始めてわずか1年余り。ある競技との二刀流で勝利を目指します。

 倉敷西小学校の6年生、石川昴さん(12)。

 石川さんは2025年8月に鳥取県で行われた中国ブロック予選6年生の部で優勝。11月30日に両国国技館で開かれる全国大会への切符を手にしています。

 県内外の強敵を倒し、大舞台に臨む石川さん。実は相撲を始めてわずか1年余りなんです。

(石川昴さん)
「実は相撲を始める前に近くで大会があってそこで優勝してしまって」

(父/泰司さん)
「昴が他の子より力が強いかなと思って試しに1回出場させた」

(石川昴さん)
「全国に行くことが決定してしまったので、それでとりあえず全国終わるまではやってみようかなと思ったが、相撲が楽しくてそのままやった」

 そんな石川さんの躍進を支えているのが「ラグビー」。

 実は石川さん、小学1年生からラグビーに取り組んでいて、ポジションはフォワード。持ち前の瞬発力と当たり負けしないフィジカルを武器に、倉敷市のラグビーチームで主軸を担っています。

(石川昴さん)
「ラグビーは足腰をよく使うのでそれも相撲で生かせている。突き出しなど力技が得意です」

 相撲を指導する道場の津村勝人代表も、石川さんの基礎体力を高く評価します。

(津村道場/津村勝人 代表)
「立ち合いの速さと馬力。押していく力が一番の魅力」

 パワーあふれる石川さん。その体格は身長163cm、体重75kgと、どちらも小学6年生の平均を大きく上回ります。その体を支えているのが食です。

(父/泰司さん)
「うち3兄弟で兄2人と昴、だいたい(コメ)8合は食べる。(Q.1日で?)いやいや夜だけ」

 新見市に住む祖父、孝文さんが作ったコメを1回の夕食で約2.5合食べるそうです。

 初出場したわんぱく相撲を始め、これまでに3度全国大会に挑んだ石川さん。しかし、全国の舞台ではまだ1勝しかできていません。さらに体を大きく、強くして、大舞台での勝利をつかみます。

(石川昴さん)
「少し自分強いかもと思っていたが、わんぱく相撲に出て1勝もできずに敗れていて。悔いのないように自分の全力をぶつけたい」

(2025年11月25日放送「News Park KSB」より)

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