4月に2700品目以上の食品の値上げが控えています。2026年初の値上げラッシュで、家計への影響が心配されますが、イラン情勢の影響も受けることになりそうです。
(松木梨菜リポート)
「値上げ品目が月に2000を超えるのは半年ぶりです」
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、4月1日から値上げとなる食品は2798品目です。食品分野別ではマヨネーズなどの調味料が全体の半数以上を占めています。
現在の価格から味の素が最大で10%、キユーピーが最大で24%アップするなどします。カップ麺なども約10%値上げするなどします。
(スーパーの店長)
「原材料とかいろいろ上がってまいりますので、毎月そういうの(値上げ)がありますね」
帝国データバンクによりますと、値上げの要因は原材料高騰の影響を受けたものが全体の99.8%を占め、集計を始めた2023年以降、最も大きな割合でした。
日用品では一部メーカーがティッシュやトイレットペーパーなど紙製品の一部が10%以上値上げします。
(買い物客は―)
「よく使うので困るというか安い時に買いだめとかストックしたりしてるんですけど、値上がりになると困る部分はあります。ガソリンとかも最近値上げして、大変なので」
「またかって思いますよね。年金暮らしなんだけど年金上がらないのに食料品ばかり上がってね」
イラン情勢の悪化で原油が高騰しています。容器などにはプラスチックが使われています。
(スーパーの店長)
「われわれ業界、プラスチックがメインになっていますから、ショッピングバッグ(袋)もプラスチックが原料になってますので、それも値上がりになるかもわかりません」
今後、イラン情勢悪化による値上げの可能性も…
帝国データバンクによりますと、値上げ品目の数は2026年7月まで月ごとにみると、4月が2500を超え、最も多くなっています。
年間の平均値上げ率は15%に達したということです。ただ、今後は原油高騰の影響などによる値上げの動きが2026年後半に強まる可能性があります。
また食品以外にも4月は電気代も値上げとなります。中国電力・四国電力ともに前の月と比べて500円近くアップします。
3月まで出ていた政府の補助金が終了するためですが、2026年6月以降は中東情勢の影響でさらに上昇するかもしれないということです。