香川県が県立丸亀病院を建て替える方針について、医療関係者らで作る検討委員会が事実上「白紙撤回」するよう意見をまとめました。
香川県は、精神科医療の中核的病院である県立丸亀病院について老朽化などを理由に現在の場所で建て替える方針を示していました。
医療関係者や有識者で作る整備検討委員会は2025年10月から赤字経営が続く現状や、県立病院に求められる役割などについて議論してきました。
22日の会合では、これまでの議論をもとに「現行の運営体制を更新・維持することは困難」とし、建て替えの方針を事実上撤回すべきという意見で一致しました。
その上で「精神身体合併症への対応も含めて総合病院に精神病床の確保が必須で、それは公立の病院が担うべき役割ではないか」としました。
香川県は検討委員会からの意見をもとに最終方針を検討するとしています。
(香川県立丸亀病院整備検討委員会/久米川 啓 委員長)
「県立中央病院もそうですし、高松市内にある公的病院にもいわゆる身体合併症が診られる施設がないので、そういったところに精神科として入り込んでいくというのもひとつの大きな提案である」