投資名目で高齢者から現金をだまし取ろうとしたとして、倉敷警察署は8日、横浜市の職業不詳の男(16)を詐欺未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと男は氏名不詳者らと共謀し、倉敷市の無職の男性(72)から投資名目で現金をだまし取ろうと考え、2026年3月13日から6月8日頃までの間、複数回にわたって男性とSNSなどのメッセージ機能を使ってやりとりをしました。その際、投資会社の社員になりすました氏名不詳者が「今月中に1700万円を入金すれば、上級クラスに参加することができる」「上級クラスでは毎日80%以上の持ち分をOTC購入に使えるようになる」などと嘘を言ったということです。そして8日の午前10時半ごろ、男は投資会社の社員になりすまして男性に接触し、現金1700万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
5月15日に男性から相談を受けた警察が、男性の協力を得て「だまされたふり作戦」を実施し、現金を受け取りに来た男を逮捕したということです。
警察の調べに対し、男は「何のお金か知らなかったが、お金の入った袋を受け取ったことはまちがいない」などと話し、容疑を一部否認しています。
警察は、今回の犯行が匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」によるもので、男は被害者から直接現金などを受け取る「受け子」の役割を担っていたとみて捜査を進めています。