2日目を迎えた国会での代表質問では、企業・団体献金を巡る議論が白熱した。その中では、流行語大賞に選ばれたワードも飛び出した。
■「ふてほど」流行語大賞のワードで追及
立憲民主党は3日も、企業・団体献金の禁止を迫った。
立憲民主党 辻元清美代表代行 「昨日の本会議で総理は、企業・団体献金のことを質問された答弁で、何かムッとして答弁されていたように見える」
それは、2日の衆院本会議での出来事だ。
石破茂総理大臣 「個人献金も企業・団体献金も違いはございません」 「わが党としては」
やじに対して、総理はこの表情を浮かべた。
辻元代表代行 「これこそ『ふてほど』不適切にも程があるんじゃないですか。きょうは総理ぜひ、さわやかにお答えいただきたい」
辻元代表代行から、今年の流行語大賞に選ばれたワードで追及される一幕があった。自民党への企業・団体献金は去年だけでも、およそ23億円に上っている。
石破総理 「政党として避けなければならないのは、献金によって政策がゆがめられること。個人献金も企業・団体献金も違いはなく、わが党としては企業・団体献金自体が不適切とは考えておりません」
与党は、企業・団体献金をどうするかの結論を来年以降に先送りする方針だという。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年12月4日放送分より)