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イノシシが車に“つきまとい” 住宅の玄関にも…なぜ相次ぐ

社会

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 “まとわり付く”ように車のそばを離れません。市街地でイノシシの目撃が相次いでいます。

目撃した人 「えーこれ、やばくない?危ない、危ない!」

 目撃した瞬間、思わず口をついた言葉でした。

 右折待ちの白い車の周りをイノシシが…。

目撃した人 「えーってなっとる皆。プリウスやばぁ!」

 福岡県の住宅街に突然、現れたイノシシ。車のそばを離れません。そして白い車が右折。

目撃した人 「あー、走りよる、走りよる。あ、どっか行った」

 突然のイノシシの出現に街中は騒然となりました。

目撃した人 「地元がその付近なんですけど、イノシシを見たのが初めてだったので、すごくびっくりしました」

 住宅街での目撃はさらに…。

 岡山県内で住宅の間をさっそうと通り過ぎるイノシシ。向かった先は、近くにある建物の玄関でした。

目撃した人 「結構大きい音がして。どちらかというと、ガシャっていう音ですね。初めての音っていう感じですか、聞いたことないような音なので」

 何の音だったのか、防犯カメラを確認すると…。

目撃した人 「スローで見たらイノシシって分かった感じですね。とりあえずはパニック状態ですかね」

 なぜ街中で目撃が相次いでいるのでしょうか。野生動物に詳しい専門家は…。

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 栗山武夫准教授 「40年間でイノシシ自体の分布域が2倍になっているという現実があって、冬場、繁殖期になりますので(雄が)広域に雌を求めて動き回る。(けがをしないためには)見つけたら、そっとその場を離れるというのが重要」

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