政府が今の国会に提出する予定の年金制度改革法案を巡り、自民党の河野前デジタル大臣は勉強会を立ち上げ、与野党で議論を深める必要性を訴えました。
自民党 河野前デジタル大臣 「政治がちゃんと議論をして、国民の皆様に納得していただけるような案を作って説明をするというのが、我々がやらなきゃいけないことだと思います」
5年に1度行われる年金制度改革を巡り、政府は会社員らが加入する厚生年金の積立金を活用するなどして、すべての国民が受け取る基礎年金を底上げするなどの改革案を今の国会に提出する方針です。
こうしたなか、自民党の河野前デジタル大臣は年金制度に関する勉強会を立ち上げました。
13日に行われた初会合には若手議員ら約20人が参加し、年金制度の仕組みや、これまでの改正の経緯などについて意見を交わしました。
河野前デジタル大臣は「与野党でチームを作って議論をしたうえで、これで行かざるを得ないということをやった方がいい」として、政府が法案を提出する前に与野党で議論を深める必要性を指摘しました。
