ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカが主導するロシアとウクライナの停戦交渉について、ヨーロッパも代表者を任命し、交渉に参加すべきとの考えを示しました。
ゼレンスキー大統領は17日、オンラインインタビューで「ウクライナでの戦争を終わらせるために、ヨーロッパが交渉のテーブルに着く必要があることに疑いの余地はない」と述べました。
18日にアメリカとロシアの高官による協議が行われるのを前に、トランプ政権でこの問題を担当するケロッグ特使は15日、「(ロシアとウクライナの)停戦交渉において、ヨーロッパの席はない」と発言していました。
ゼレンスキー大統領は「このプロセスに関与するヨーロッパの特別代表を任命することが重要」との考えを示し、「その人物はヨーロッパの代表者であるだけではなく、ヨーロッパから尊敬されていることが重要」と指摘しました。