ウクライナ軍はアメリカ製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」の攻撃に必要な標的データを実際に受信できなくなったとイギリスメディアが報じました。
エコノミスト紙の記者は5日、ウクライナ側の情報として、アメリカがウクライナ軍に対してハイマースの標的データの送信を止めたとSNSに投稿しました。
情報筋は「トランプ氏は感謝されたかった。我々は死んだウクライナ人の墓にそう刻むことになるだろう」と述べたということです。
当初、情報共有の停止は部分的なものだとみられていましたが、スカイニュースは「すべての情報が停止された」と報じています。
情報共有の停止によってウクライナの民間インフラに対するロシアの空爆の有効性が高まると指摘されています。
アメリカのマイク・ウォルツ大統領補佐官は5日、ロシアとの和平交渉が決まるまではウクライナへの武器供給や情報提供を再開しないと記者団に述べました。