津波で43人が犠牲となった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎では、鎮魂の灯りがともりました。
南三陸町の旧防災対策庁舎は、津波で避難した職員や町民、43人が犠牲になりました。
現在、周辺のエリアは復興記念公園として整備され、庁舎の建物は震災遺構となっています。
地元の男性 「私たちはね、友達がたくさんここで亡くなったし、大切な場所なんだよね。いつまでも手をあわせる場所にしていきたいなと思っています」
また、原発事故の影響で、すべての住民が避難を余儀なくされた福島県双葉町の原子力災害伝承館では、訪れた人がメッセージをつづりました。
11日午後5時から犠牲者を追悼するキャンドルナイトが行われ、およそ1300本のろうそくに火がともるということです。