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春の訪れ告げる「富山湾の宝石」シロエビ漁始まる 

社会

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 富山県では春の訪れを告げる今シーズン初のシロエビ漁が始まりました。

 1日午前7時すぎ、富山県射水市の新湊漁港には取れたばかりのシロエビが次々と水揚げされました。

 富山のシロエビは、その透き通った美しいピンク色から「富山湾の宝石」とも呼ばれています。

 去年は元日に起きた能登半島地震により、シロエビが生息する海底の斜面で地すべりが起こった影響で記録的な不漁になりました。

 解禁初日となった今月1日朝の水揚げ量は約3864キロと例年より多く、おととしと比べても3割ほど高値で競り落とされました。

漁師 野口和宏さん 「去年がああいう状況でしたので、すぐに戻るというのはなかなか考えられないですけど、でも少しずつシロエビが増えてきてくれればいいかなと思います」

 新湊漁協では資源の保護と漁を両立する取り組みを続けています。

 シロエビ漁は梅雨明けから8月中旬にかけて最盛期を迎え、11月末まで続きます。

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