先週2日、NHKのドラマの撮影中に火薬を使った装置が誤って作動する事故が起き、出演者1人がけがをする事故がありました。
NHKによりますと、事故があったのは京都府京丹波町の撮影施設で、NHKスペシャルの終戦80年ドラマ「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」の戦場シーンの撮影前に、音と煙を出す装置が誤って作動しました。
この事故で、周りにいたアクション専門の出演者5人が耳鳴りなどの症状を訴え、病院で診察を受けました。
うち1人は左耳の鼓膜の一部を損傷したということです。
ドラマは8月の放送に向けてNHK、NHKエンタープライズ、リキプロジェクトなどによる共同制作です。
NHKは「撮影現場での安全管理を徹底し、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。