満開の桜に雷雨やひょうが。新入生の門出に水を差す天気急変です。
■“天気急変”関東で雷雨&ひょう
突然の雷雨に今、見頃の桜は花びらが散ってしまっています。
街行く人は、傘を持っていなかったようです。
「雨」だけではありません。
観光協会スタッフ 「その時、車の中にいたんですけど、“へこむかな”と心配するくらいの音と大きさでした」
大粒の「ひょう」です。
静岡県でも。撮影者によりますと、降っていたのはわずか3分ほど。
東日本で天気が急変しました。
7日、各地で行われたのは入学式です。晴れ間も見えた午前中。ピカピカの1年生が緊張と希望を胸に学校生活をスタートさせました。
新1年生 「(Q.小学校で何が楽しみ?)体育館でいっぱい遊ぶこと」 「給食」 「(Q.好きな食べ物は?)お魚」
■観光名所 芝生が真っ白に
東京・板橋区の公園。満開の桜とチューリップの“共演”を目当てに平日にもかかわらず、多くの人が訪れていました。
花見客 「きのう、おとといは微妙だったが(きょうは)大丈夫だった」 「ちょうど見ごろで気持ちよくて良かった。このまま晴れていてほしい」
しかし、広い範囲で天気が急変したのは、この後のことでした。
分厚い雲に覆われた山中湖。ひょうが降ったのは午後1時ごろ。車のフロントガラスを激しくたたき、芝生はわずか15分ほどで真っ白に。
観光協会スタッフ 「雨予報だと思っていたので、まさかの“ひょう”と雷がすごく怖かったです」
■桜の名所も“急変”花見客直撃
上空に寒気が流れ込み大気の状態が不安定となった東日本。
特に天気が荒れたのは関東です。栃木県内でも、ひょうが降り…。
撮影者 「最初にみぞれかなと思ったが一気にバーッと降ってきて、外にいると皆『痛い』って、避難した感じ」
お隣、茨城県でも局地的に雨が強まりました。
神奈川県ではひょうに加え、雷雨が桜の名所・小田原城の花見客を襲いました。
花見客 「(Q.お花見だった?)花見していました」 「(Q.急な雨で傘は?)持ってきていなくて、これで駅まで頑張ろうかな」
8日は北日本や北陸で天気の急変に注意が必要です。