カスタマーハラスメントや株主総会の総会屋への対策をテーマに企業の総務担当者など、約1200人を対象にした研修会が都内で開かれました。
株主 「なんで俺が退場せなあかんねん!株主を総会に出席させへんなんて許されんのか」
議長 「株主様に退場を命じます。退場して下さい」
研修会を主催したのは、都内の企業約2600社で構成される「警視庁管内特殊暴力防止対策連合会」と東京三弁護士会です。
今月、東京都でカスハラを防止する条例が施行されたほか、6月には株主総会が多く開かれるなか、研修会ではカスハラや株主総会での総会屋などへの対策がテーマとなりました。
担当者 「ただ、アカウントの記録を確認しますと、確かに課金されたことが記録されておりまして」
カスハラ加害者 「だから私は課金していないといってるだろう。なんでしてもいない課金を記録されてお金を取られるんだ。お宅の会社は大丈夫なのか」
カスハラをテーマにした寸劇では企業においてのリスクマネージメントや適切に対処する方法、基準となる視点などを担当者がレクチャーしました。