大谷翔平選手らが出場したメジャーリーグ開幕戦のチケットを販売価格の30倍以上で不正に転売したとして50代の男を逮捕しました。
飲食店の設備会社の社長・小久保護容疑者(54)は、3月に東京ドームで行われた「MLB東京シリーズ」のチケット12枚を男女3人に販売価格を超える価格で不正に転売した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、小久保容疑者は正規の価格で1枚およそ4万5000円するチケットを最大150万円で転売するなどしていました。
家族の名義を使うなどして、販売サイトから購入したチケット62枚を転売し、およそ2200万円の利益を得たとみられています。
取り調べに対し「経営する会社の資金繰りのためだった」と容疑を認めています。