アメリカのホワイトハウスは、トランプ大統領がカナダで開かれているG7サミット(主要7カ国首脳会議)への出席を初日で切り上げてワシントンに戻ると明らかにしました。
ホワイトハウスのレビット報道官は16日、トランプ大統領がカナダ西部カナナスキスで開かれているG7サミットの2日目を欠席し、今夜のうちにワシントンに戻ると発表しました。
イスラエルとイランの攻撃の応酬が続く中東情勢に対応するためと説明しています。
首脳が会期の途中で帰国するのはきわめて異例です。
トランプ大統領は「イランは合意を望んでいて、私がここを離れたらすぐに何か動きがあるだろう」と述べ、イランが核兵器を持たないことを望むと強調しました。
また、イランの首都テヘランにいるすべての人に対して直ちに退避するよう求めています。