山梨学院大学レスリング部の部員が大麻成分入りのクッキーを食べた後に寮の2階から飛び降りて大けがをしていたことが分かりました。
大学によりますと、5月上旬にレスリング部の男子学生が甲府市の寮の2階から飛び降り、頭の骨や手首の骨などにひびが入る大けがをしました。
学生は飛び降りる直前に大麻成分が含まれるクッキーを食べていたということです。
警察によりますと、飛び降りた学生から違法な成分は検出されませんでした。
大学はクッキーを食べた学生とクッキーをインターネットで購入した学生の合わせて4人について、今月末まで公式戦出場自粛の処分を下しました。
また、レスリング部では20歳未満の複数の学生が飲酒していたことが分かり、この学生らも活動自粛となっています。
大学は警察を招いて薬物乱用防止講座を実施するなど、再発防止に努めているということです。
山梨学院大レスリング部は去年の全日本大学選手権で多くの階級で優勝者を出すなど強豪として知られています。