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ロシアの選挙監視団体が活動停止 支援者らの刑事訴追懸念で判断

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 ロシアで25年にわたり投票の水増しや改ざんなどを監視し続けてきた選挙監視団体「ゴーラス」が、活動停止に追い込まれました。

 ロシアの選挙監視団体「ゴーラス」は8日、すべての活動を停止すると声明を発表しました。

 ロシア当局は、「ゴーラス」はロシアで「望ましくない組織」に指定されている「欧州選挙監視機関ネットワーク(ENEMO)」の下部組織だと主張。代表者の一人・メルコニャンツ氏に5月、拘禁刑5年の実刑判決を言い渡しました。

 弁護側はENEMOと関連性はないと否定しています。

 最近になって判決文を入手したゴーラス側は、精査した結果、ゴーラスに助言や法的支援を求めただけの人にも刑事訴追の恐れがあることが分かったため、活動を停止せざるを得ないと判断したということです。

 ゴーラスは、2000年から投票用紙の水増しや改ざんなど選挙を監視していました。

画像:「ゴーラスのHPから」

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