アメリカのトランプ大統領は関税協議を巡り、日本が交渉の方針を急速に変えているとの認識を示しました。
トランプ大統領 「日本はアメリカの車を受け入れないし、農産物もほとんど受け入れてくれない。しかし、日本はとても速いスピードでやり方を変えている」
トランプ大統領は13日、記者団に対し各国との関税協議を巡って、EU(ヨーロッパ連合)は市場を開放したいと言ってきたが、日本は市場の開放という点ではEUほどではないと指摘しました。
日本はアメリカからの自動車や農産物の輸入に消極的だと改めて批判したうえで、「日本は急速に交渉の方針を変えている」との認識を示しました。
日本側の譲歩を示唆したものとみられますが、具体的な内容については言及しませんでした。
トランプ大統領は7日に公開した書簡で、日本に対して8月1日から25%の関税を課すと表明しましたが、交渉次第で税率を引き下げる可能性も示唆しています。