SMBC日興証券の相場操縦事件で、東京地裁は元副社長ら5人に対して執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
SMBC日興証券の元副社長・佐藤俊弘被告(63)や元専務執行役員、ヒル・トレボー・アロン被告(54)ら5人は2019年から2021年に株価を安定させるために相場操縦と呼ばれる不正な取引をしたとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。
これまでの裁判で5人は無罪を主張していました。
今月22日の判決で東京地裁は佐藤被告とヒル被告に懲役2年6カ月、執行猶予5年の有罪判決、他の元幹部らにも有罪判決を言い渡しました。