異例の猛暑が続くなか、またコメがピンチです。名産地で再びのコメ不足が懸念される事態に。
雨水に頼って稲を作る天水田。地面はひび割れ、稲の大部分が枯れています。
天水田は、ほぼ全滅。家畜の餌(えさ)にするしかない状況です。
グリーンファーム清里 保坂一八社長 「まさか、こんなふうになるとは夢にも思ってませんでしたけどね」
コメどころ新潟県。上越市では今月の降水量がわずか1ミリ。歴史的な渇水が続いています。
用水路のある田んぼですが…。
グリーンファーム清里 保坂一八社長 「これはもう枯れ始めですよ。枯れ始めてます」
用水路があっても水がない。深刻な状況です。
グリーンファーム清里 保坂一八社長 「やっと穂が出始めた今が一番、大事な時なんですよ、水が必要な…。非常にダメージが大きいです」
用水路のある田んぼでは、例年8月に使う「ため池」の水を前倒して使うことを決めました。
グリーンファーム清里 保坂一八社長 「今から使ってしまうことになると、8月になって雨が降らなかったらどうなるのかという危惧がある。非常につらいですよね」
雨が降ることを祈るしかない状況が続いています。