今年上半期に交通事故で死亡した人は1161人で、過去2番目に少ない数字でした。一方で、外国人運転者による死亡・重傷事故は増加傾向にあります。
警察庁のまとめによりますと、今年1月から6月までの交通事故による死亡者数は1161人で、過去2番目に少ない結果となりました。
去年の同じ時期に比べて21人減少しています。
飲酒運転による死亡事故は49件で、統計が残る2005年以降最も少なくなりました。
一方で、携帯電話やスマートフォンなどを使用しながらの死亡・交通事故は過去最多の68件でした。
外国人運転者による死亡・重傷事故は258件で、ここ数年で増加傾向にあります。
警察庁は「日本の免許を取得する外国人や在留外国人、訪日外国人が増えていることに伴い、事故が徐々に増えてきているのではないか」としています。