フィンランドのストゥブ大統領は、ウクライナへの「安全の保証」の詳細は来週中には決まる見通しだと述べました。
ロイター通信によりますと、ホワイトハウスでの会談を終えたストゥブ大統領は18日記者団に対し「我々の目標はウクライナの主権と領土の自主性を維持することだ」と述べました。
また、「トランプ大統領は結果重視の人物だ」としたうえで「会談は部分的には成功した」と語りました。
会談ではウクライナに対する「安全の保証」について議論し、詳細は来週中に決まる見通しだということです。 一方、プーチン大統領がロシアとウクライナの首脳会談に出席する勇気があるかどうかは「見極めたい」としました。
また、イギリスのスターマー首相は会談での成果を2つ挙げ、ひとつは、ウクライナの安全保障で協力する30カ国がアメリカと一緒に作業を進めることで合意したということです。
もう一つは、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領との電話会談により領土問題や捕虜の交換、子どもの返還などについて合意が得られる見通しだとしています。
スターマー首相は「これらについてウクライナは必ず交渉に参加する必要がある」と述べました。