アメリカのトランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領やヨーロッパの首脳らと会合を行いました。その後、トランプ氏とプーチン大統領が2週間以内にロシアとウクライナの首脳会談を開催することで合意したことが明らかになりました。
トランプ大統領 「この恐ろしい戦いが解決できるか続くのか、1～2週間のうちに分かるだろう」
18日、トランプ氏はヨーロッパ首脳らも交えた会合の後、SNSで「ロシアのプーチン大統領に電話した」と明かしたうえで「プーチン氏とゼレンスキー氏による会談に向けて調整を始めた」と投稿しました。
2者協議の後にトランプ氏も交えた3者での会談を行う方針だということです。
時期について言及しませんでしたが、ドイツのメルツ首相は記者会見で「トランプ氏が、ロシア大統領と電話で話し、今後2週間以内にロシア大統領とウクライナ大統領の会談を行うことで合意した」と述べました。
これに先立って行われたゼレンスキー氏との2者会談で、トランプ氏はウクライナが求める「安全の保証」についてヨーロッパを支援する形で「私たちも関与する」と明言しました。
一部メディアは、ウクライナはその「安全の保証」を得るためにヨーロッパから資金援助を受けて、1000億ドル＝日本円でおよそ14兆8000億円分のアメリカ製の武器などを購入する見通しだと報じています。
