18日、大阪・道頓堀の飲食店の入るビルで消防隊員2人が死亡した火事で、現場のビルはおととし、消防の立ち入り検査で行政指導を受けていたことが分かりました。
18日、大阪ミナミの道頓堀川に面したビルで起きた火事では、消火活動にあたっていた消防隊員の森貴志さん(55)と長友光成さん(22)の2人が死亡しました。
消防によりますと、このビルはおととし6月の立ち入り検査で、消防法で定められている火災報知器の設置状況や避難訓練の実施など6項目について、違反があったとして行政指導を受けていたことが分かりました。
このうち改善されたのは一部のみだったということです。
警察と消防は現場検証で、出火原因などを調べています。