各地で火球の目撃が相次ぎました。「もはや昼になった」との声も。なぜ、ここまで明るくなったのでしょうか。
19日午後11時すぎの鹿児島県。宮崎県でも、長崎県でも…。
撮影者 「流れ星かなと思って白い点がシューッと、ドンと大きくなった。この後、衝撃波くるな、爆発くるなと身構えた」
九州だけでなく、関西空港でも…。
各地で目撃された夜空を流れ落ちる激しい光。
SNSでは「昼かと思うくらい周りが一瞬光った」「鹿児島がもはや昼になった…」。
光の正体は…。
国立天文台 山岡均准教授 「火球と呼ばれる現象。地球の大気と衝突して出す光」
火球の明るさは大きさが関係します。今回はその明るさから2013年にロシアに落下した隕石(いんせき)に匹敵する大きさだったとみられています。
国立天文台 山岡均准教授 「隕石として地表まで到達した可能性はある程度高い。宇宙にある時には10メートルクラスのものだったのでは」
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