24日、走行中の東北新幹線が車両故障によって緊急停止した件で、JR東日本は新幹線の連結部分に関わる装置の誤作動が原因だと明らかにしました。
24日、東北新幹線「やまびこ63号」が大宮駅と小山駅の間を走行中、自動的に緊急ブレーキが掛かる車両故障が発生しました。
東北新幹線は一部区間で3時間ほど運転を見合わせ、7万人近くに影響が出ました。
緊急ブレーキが掛かった原因について、JR東日本は新幹線の連結部分に関連する電気系統の装置の誤作動だったと明らかにしました。
東北新幹線「やまびこ」は単独で走る列車と山形新幹線「つばさ」と連結して走る列車があり、その時の走行状況に合わせて電気系統も単独か連結か自動で切り替わります。
今回のやまびこ63号は単独で走る列車でしたが、何らかの原因で電気を切り替える装置が走行中に「連結」モードになってしまったということです。
やまびこ63号は前日に定期点検を受けていました。
JR東日本は引き続き原因究明を行うとしています。