三菱自動車は今年度の純利益について、トランプ関税などの影響で当初予想の400億円から100億円に修正しました。
三菱自動車 加藤隆雄社長 「上期はですね、25％の（追加）関税の影響がもろにやはり出て、これが大きな影響ということになってきているというのは間違いございませんので」
三菱自動車は4月に発動されたアメリカの関税措置や競争激化による販売台数の減少などが影響したとして、今年度の純利益の予想を400億円から100億円に修正しました。
三菱自動車はアメリカで販売する車のすべてを日本から輸出していて、関税の直接的な影響は営業利益ベースでは320億円になるということです。
アメリカの関税は今後、15％に引き下げられる見通しですが、三菱自動車は10月に適用されると仮定して修正したとしています。
