労働組合の中央組織「連合」の芳野友子会長が来期も続投する方向で調整に入りました。
芳野氏は2021年10月に連合の会長に就任し、来月で2期目の任期満了を迎えます。
連合会長は2期4年が交代のめどとされていますが、関係者によりますと、3期目となる来期も続投する方向で調整が進められています。
春闘で2年連続5％台となる高水準の賃上げを実現したことや、女性初の連合会長としてジェンダー平等を積極的に訴え選択的夫婦別姓の導入に向けた活動が評価された形です。
一方で、連合の支持政党である立憲民主党と国民民主党の選挙協力が進まず、「両党をまとめきれていない」などとして続投を疑問視する声もありましたが、他に有力な候補があがらなかったということです。
来月開かれる定期大会で正式に決定する見通しです。
