関税協議のため渡米した赤沢経済再生担当大臣がワシントンに到着しました。早期の実施を求めてきた自動車関税の引き下げなどを協議でまとめたい考えです。
赤沢経済再生担当大臣 「関税についての合意がありますけど、それをとにかく迅速に誠実にやっていくことで両国の利益になるような成果を上げていく。少しでも早く結論が出るように全力で交渉していきたいと思います」
赤沢大臣は滞在中にアメリカのラトニック商務長官らと協議する予定です。
政府関係者によりますと、自動車関税などを引き下げるための大統領令が出されるめどはついたということで、閣僚級の協議で詰めの調整を行います。
また、80兆円規模の対米投資に関する共同文書に加えて、アメリカ産のコメの輸入割合を増やすことや航空機の購入などついても、別途、文書にまとめる方向で調整しています。