東京・新橋のガールズバーで18歳の女性店員を殺害した罪などに問われている50歳の男の裁判で、男は「カモにされて許せないと思った」などと話しました。
千明博行被告は去年10月、港区新橋のガールズバーで店員の谷澤優奈さん（当時18）の首を刃物で複数回、切り付けて殺害した罪などに問われています。
今月9日の被告人質問で千明被告は、被害者が働く店で数十万円するシャンパンを注文したことなどを説明したうえで、「結局カモにされ、許せないと思った」「仕返ししたいと思った」と話しました。
谷澤さんと出会ったきっかけや事件当日までの経緯について会話の内容も含めて細かく説明しましたが、犯行時の状況については「切り付けてから取り押さえられるまでの記憶が飛んでいる」と述べました。
これまでの裁判で千明被告は起訴内容を認めています。
