アメリカのトランプ大統領がロシアに圧力を掛けるため、中国とインドに最大100%の関税を課すようEU(ヨーロッパ連合)に要請したとイギリスメディアが報じました。
フィナンシャルタイムズによりますと、トランプ大統領はウクライナ侵攻を続けるロシアへの圧力を強める一環として、ロシア産原油を購入している中国とインドに最大100%の関税を課すようEUに要請したということです。
トランプ大統領が呼び掛けたプーチン大統領とゼレンスキー大統領との直接会談について、プーチン大統領が応じなかったために今回の圧力が掛けられたとアメリカのブルームバーグ通信は報じています。
ロシアはその後、ウクライナへの空爆を強化しました。
EUが中国とインドに高い関税を課した場合は経済、外交などに大きな影響が出る可能性があります。