「王位戦七番勝負」第6局の2日目。
永瀬拓矢九段(33)の封じ手が開封されると、一気に攻め合う激しい展開となりました。
複雑な終盤で、勝負の分かれ目となったのは128手目でした。
永瀬九段の王手に対して藤井聡太七冠(23)は桂馬を打ち、永瀬九段の攻め筋を封じました。
日本将棋連盟 香川愛生女流四段 「永瀬九段としては、ここで自分の一着で局面のバランスが崩れてしまっていたというのは悔しいですし、将棋の怖さがちょっと感じられる瞬間でもあったかな」
藤井七冠はこの冷静な受けから一気に形勢を引き寄せ勝利。
6連覇を達成し、タイトル獲得数が通算31期となり、歴代4位の渡辺明九段に並びました。
(「グッド!モーニング」2025年9月11日放送分より)