東京・新橋のガールズバーで18歳の女性店員を殺害した罪などに問われている男の裁判で、検察側は懲役20年を求刑しました。
千明博行被告（50）は去年10月、港区新橋のガールズバーで、店員の谷澤優奈さん（当時18）の首を刃物で複数回切り付けて殺害した罪などに問われています。
今月11日の論告で、検察側は「馬乗りになり何度も刺す強い殺意があった」「金を渡したのに連絡が取れなくなったことが許せないという動機は身勝手極まりなく、同情の余地はない」と指摘しました。
そのうえで、千明被告に懲役20年を求刑しました。
これまでの裁判で千明被告は起訴内容を認めていて、「カモにされて許せないと思った」などと話しています。
