自民党総裁選を巡る動きが活発化するなか、参議院の野党10会派は、三カ月近い国会の空白は「看過できない」として臨時国会の早期召集を求める要望書を国会に提出しました。
立憲民主党 斎藤参院国対委員長 「さらに政治的空白を、自民党さんの内輪の権力闘争によって生じようとしている。私は正気の沙汰とは思えません」
自民党総裁選が10月4日に実施され、それまでは国会が開かれないことを受け、野党側は「国民への説明責任を果たしていない」と批判したうえで「ガソリン暫定税率の廃止や経済対策など政府の対応が著しく遅延することが強く懸念される」と訴えています。
同様の要望書は10日、衆議院にも提出され、野党側は憲法に基づく臨時国会の早期召集を要請しています。