石破総理大臣は戦後80年のメッセージについて、10月10日を軸に発表する方向で調整に入りました。
石破総理は、2日も専門家や秘書官らを交えて協議しました。
複数の政府関係者によりますと、戦後80年のメッセージの発表は10日を軸に調整を進めていて、記者会見を開いて説明することも検討しています。
石破総理はこれまで、戦後80年のメッセージは「戦争を二度と起こさないために必要だ」との考えを示し、歴代総理の談話については「積み重ねは大事にする」と説明しています。
石破総理は、1940年に当時の帝国議会で斎藤隆夫議員が政府や軍部を批判したいわゆる「反軍演説」について、議事録を復活させるための調整に入っていますが、こうした要素をメッセージに含めることも検討しています。