群馬県桐生市の農場で豚熱が確認されました。県は5900頭の豚を殺処分する方針です。
県によりますと、1日正午すぎ、桐生市の農場から豚熱が疑われる症状を持つ豚がいると通報がありました。
県の施設で検査をしたところ、豚熱感染への疑いが生じたため、国の施設でも検査した結果、2日夜に豚熱と確定されました。
今後、この農場にいた豚約5900頭を殺処分して埋却するとともに、出入りする車両の消毒を行うことにしています。
山本知事は「桐生市も養豚が盛んな地域でもあるので、これ以上、感染が拡大しないよう、関係機関と十分に連携を図り、県を挙げて全力で防疫作業を進めて参りたい」などとコメントしています。