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ガールズバー従業員に売春させたか 店長ら2人逮捕 GPSで監視 20カ所以上の打撲痕も

社会

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 東京・池袋にあるガールズバーの女性従業員を店で寝泊まりさせたうえで売春させたとして、店長ら2人が逮捕されました。女性は「身も心もボロボロで逃げるという発想すら浮かびませんでした」と話しているということです。

 池袋にあるガールズバー「イーウェーブモーニング」の店長・鈴木麻央耶容疑者(39)と従業員の田野和彩容疑者(21)は5月から7月にかけて、20代の女性従業員を店で寝泊まりさせたうえで大久保公園の周辺で売春させた疑いなどが持たれています。

 警視庁によりますと、2人は女性に対し、「接客態度がなっていない。容姿が悪いから立ちんぼしてこい」と言い、大久保公園の周辺に立たせて売春をさせていました。

 その際、カード型GPSを持たせて位置情報を共有させていたということです。

 女性は3カ月で400人と売春し、600万円ほど売り上げていました。

 また、2人は女性の体型を管理するためと食事の内容を毎日報告させていましたが、報告を怠ると殴るなどしていたということです。

 鈴木容疑者は「売春させていないし、寝泊まりなどさせていません」と否認していますが、田野容疑者は「店長が売春の指示をしていたのも知っていた。立ちんぼをしているか、店長と一緒に確認しに行ったこともありました」と容疑を認めています。

 女性は「毎日、店長から殴られたり蹴られたりしてごみの中で仮眠させられた。身も心もボロボロで逃げるという発想すら浮かびませんでした」と話しています。

 女性の体には20カ所以上の打撲痕があり、警視庁は日常的に暴行されていたとみて調べています。

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