トランプ政権はプーチン大統領への圧力を強めています。新たにロシアの石油会社への制裁を発動するとともに、予定されていたプーチン氏との首脳会談を取りやめました。
アメリカ財務省は22日、ウクライナとの戦闘終結に向けたロシアの取り組みが欠如しているとして、ロシアの石油大手ロスネフチとルクオイルを新たな経済制裁の対象に加え、アメリカ国内の資産を凍結し、取引を禁じると発表しました。
トランプ大統領は、NATOのルッテ事務総長と会談し、ロシアへの制裁強化に方針転換したことについて、「今がその時だと感じた」と述べ、プーチン大統領が理性を取り戻すことを期待すると強調しました。
また、ハンガリーでの開催で合意していたプーチン氏との首脳会談についても「結局何も進展しない」として、取りやめたことを明らかにしました。