半導体の受託生産の世界最大手「台湾TSMC」が16日、今年1月から3月期の決算を発表しました。
AI(人工知能)向けの需要が拡大を続け、純利益は前年同期比で6割近い伸びとなりました。
TSMCは最先端の生産技術を誇り、半導体大手のエヌビディアなどからAIに必要な先端半導体などを受託生産しています。
今年1月から3月期の売上高は1兆1341億台湾ドル(約5兆7000億円)で、前年同期比で35.1%の増加でした。
純利益は5724億台湾ドル(約2兆8800億円)で、58.3%の増加でした。
いずれも四半期としては過去最高といいます。
TSMCは16日の説明会で、最近の中東情勢について「経済に不確実性をもたらしている」としつつも、生産に必要な資材やヘリウムなどは多様な地域から確保するなどの危機管理策を講じていて、現状では生産への影響はないとしました。
また、熊本第2工場では2028年からAIなどに使われる3ナノの半導体の生産を計画しているとも改めて説明しました。
3ナノ半導体の生産は日本で初めてとなります。