宇宙飛行士の土井隆雄さんが岡山市で自身の活動について語りました。
講演会には浅口市の国立天文台の職員など約20人が参加しました。宇宙飛行士の土井隆雄さん(63)は1997年に日本人で初めて宇宙空間で船外活動に取り組みました。土井さんは無重力空間では1.5トンの器具もたった2人で動かせることなど地球との違いについて話しました。
(土井隆雄さん) 「宇宙空間、昼間でも空は真っ暗であると、それが一番地上と宇宙で違うことかな。」
浅口市の「国立天文台岡山天体物理観測所」では来年アジア最大級の反射望遠鏡の運用が始まる予定です。土井さんは良い観測結果を得るには関わった人たちのチームワークが欠かせないと話していました。