東アジア最大の3.8メートルの天体望遠鏡「せいめい」の完成記念式典が行われ2月末に観測が始まります。
京都大学が約13億円かけて作った天体望遠鏡「せいめい」。
(記者) 「こちらの望遠鏡の最大の特徴は18枚を組み合わせた1つの大きな鏡です。この大きな鏡を使うことによってこれまでより暗い星を観測することができます」
宇宙の光を集める主鏡の大きさは直径3.8メートルで、東アジア最大です。
また軽量化などによって望遠鏡を1分以内に180度動かすことができるため、宇宙で突然爆発現象が起きても、すぐに観測ができます。
「せいめい」を使った観測は2月末に始まります。
(京都大学理学研究科付属天文台/柴田一成 台長) 「われわれが全然今まで人類が見たことないブラックホールができる瞬間の姿をついに発見できる、観測できるということで、ノーベル賞級のデータがとれると」