岡山県議会の小田春人議員が、昨年度までの2年間に小説などを含む大量の書籍、約130万円分を政務活動費で購入していたことがわかりました。
自民党の小田春人県議が岡山県議会事務局に提出した収支報告書によりますと、2015年度と昨年度の2年間に約130万円分の書籍を政務活動費で購入しています。 購入した書籍の中には政治や経済に関連するものだけではなく、芥川賞を受賞した又吉直樹さんの「火花」などの小説も含まれています。また、複数冊購入しているものもあります。
岡山県議会の政務活動費マニュアルによると、資料の購入については「政務活動に資するものであれば購入可能」とされています。
(記者) 「県民はどう思っていると思うか?」 (小田春人岡山県議) 「適切に処置します」
小田県議は14日報道関係者向けに手書きの文書を発表し、「読書は私にとって仕事であり人生最大の楽しみ」、「あらゆるジャンルの書籍が政務活動力を高めるのに役立つ」などとコメントしています。