お笑い芸人、キングコングの西野亮廣さんが手がけ、発行部数が35万部を突破した話題の絵本「えんとつ町のプペル」の展覧会が岡山県倉敷市のショッピングセンターで始まりました。
イオンモール倉敷で始まった「えんとつ町のプペル光る絵本展」です。絵本は35万部発行されていて、その中の41のシーンの絵が展示されています。
えんとつ町のプペルは、お笑い芸人、キングコングの西野亮廣さんが作りました。ゴミでできた人間「プペル」と少年「ルビッチ」の交流を描いた心温まる物語です。
この絵本展の特徴は、絵自体が光っていることです。なぜだかわかりますか?
(キングコング 西野亮廣 さん) 「ギャラリーの機能ってなんだろうって考えたときに一つに照明があるなって。絵に光を当てているので、あれがある限りは絵がギャラリーから外に出ることって難しいなって考えたんですけど、いやいやそんなことはないなと思って、絵自体を光らせてしまえば、もうギャラリー必要がなくなって。絵がギャラリーから飛び出して鳥取砂丘でも、どっかの洞窟でも、さびれた商店街でも個展っていうのはできるなと」
実際に全国各地のいろんな場所で開催されています。
(佐田志歩リポート) 「この絵本展は、スマホで撮影してもよくて、むしろSNSでどんどん拡散してくださいというスタンスなんです。展覧会としては珍しいですよね。そして、インスタグラムに載せやすいようにと絵はすべて正方形なんです!」
(西野さんファンの女性は―) 「写真OKなのにびっくりしました、一番。展示会とか写真一切NGのところばかりなのに、写真OKなのは西野さんっぽいって思いました、すごく」
(家族で来場した人は―) 「これ始まるの知ってたので家族で買い物がてら来ました。(美術館は)なかなか子ども連れだと難しいのでこういう開放してくれるところだとありがたいです。」
イオンモール倉敷では、3月24日土曜日に西野亮廣さんが訪れます。会期は4月8日までで、入場は無料です。