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パーキンソン病などの最先端治療施設として認定 岡山・倉敷平成病院

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 岡山県倉敷市の倉敷平成病院が、パーキンソン病などの患者に最先端の治療をする施設として学会から認定されました。

(本態性振戦の患者の映像) 治療前「コップで水を飲むということも非常に難しい」 治療後「刺激が入ると、コップの水を飲めなかった方が飲めるようになる」

(松木梨菜リポート) 「映像にうつっていた患者さんは、こちらで特殊な治療を受け、症状が緩和しました」

 倉敷市の倉敷平成病院が会見を開き「ニューロモデュレーション治療」をする専門施設として、学会から認定を受けたと発表しました。ニューロモデュレーションのニューロは神経、モデュレーションは調節という意味です。

 この治療は脳に電極を埋め込み、脳の中心部に電気を流して刺激を与えることで、震えを回復させたり神経の異常からくる痛みを抑えたりするものです。  この治療により、これまで投薬がメインだったパーキンソン病などの症状を改善できます。

 倉敷平成病院はこうした治療を去年4月から9カ月の間に45件以上行ったことから「専門施設」として学会から認定されました。  専門の治療ができる専門医は全国に200人ほどしかいないため、今後は専門医の資格を取得できる施設として、 医師の指導を積極的に行いたいとしています。

(倉敷平成病院倉敷ニューロモデュレーションセンター/上利崇 センター長) 「指導的立場での活動ができるようになりますので、国内での手術技術の向上に努めていきたい」

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