4車線化前の貴重な体験です。高松自動車道では現在、4車線化の工事が急ピッチで進められています。香川県東かがわ市で完成前の橋を歩くイベントが行われました。
高速道路事業への理解を深めてもらおうと、ネクスコ西日本が企画したもので、香川県内外から9組の親子が参加しました。 開放されたのは、高松自動車道上り線の引田インターチェンジの約1キロ手前にある宮池橋の一部、約350メートルです。子どもたちはまだ舗装されていない道路の上を走ったりスキップしたりしました。
(記者リポート) 「未舗装の路面には、落書きをして楽しむことができます」
(参加した女の子はー) 「変な色のネコ。大きく描ける」 (参加した男の子はー) 「(Q.何を描いた?)ETCレーンです。高松道が4車線になるのを楽しみにしてたので早く開通してほしいと思います」 (参加した女性はー) 「(完成した)その時は、ここ歩いた!というのを楽しみに完成を待ちたいと思います」
宮池橋は鉄筋より強度がある素材で造っています。ほかの橋と比べて柱の数を減らすことができ、工費の削減や工期の短縮につながります。
ネクスコ西日本では現在、約52キロの区間で高松道の4車線化工事に取り組んでいます。今年度中に全ての工事を終える計画ですが、4月25日からは高松東インターと津田寒川インターの区間のうち、約4.1キロと約2.6キロの2カ所で4車線通行が可能になります。
(ネクスコ西日本 高松工事事務所/冨田雄一 工務課長) 「春休みの家族の思い出のひとつとして良い思い出を作っていただけたと思うのと、高速道路事業への理解も深めていただけたと思います」