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珍しい「双方中円墳」…石清尾山古墳群を国の史跡に指定へ 高松城跡・東の丸なども

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 国の文化審議会は香川県高松市の石清尾山古墳群と高松城跡の「東の丸」などを、国の史跡に追加指定するよう文部科学大臣に答申しました。

 追加答申されたのは高松市の「石清尾山古墳群」にある4つの積石塚古墳です。  このうち「稲荷山北端古墳」は全国で4例目となる珍しい「双方中円墳」です。

 「双方中円墳」とは、「鍵穴」のような形をしたおなじみの前方後円墳に、もう1つ四角い部分が付いたもので、砂時計やキャンディのようなユニークな形をしています。

 全国で4つしか確認されていない双方中円墳のうち3つが石清尾山古墳群にあり、強い地域性を持っていることがわかります。  また、古墳時代前期の大和政権と地方の政治的な動向を知る上でも重要なことから今回の答申となりました。

 また「高松城跡」の東の丸なども今回、追加答申されました。  この場所は1956年から2009年まで城内中学校として使われていましたが、閉校後に発掘調査を行い、地下の遺構がよく残っていることが確認されていました。

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