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ペットと一緒に生活できる避難所を開設 被災者の心のケアも配慮 倉敷市

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 家族みんなで避難できます。倉敷市で初めて、ペットと一緒に生活できる避難所が21日に開設されました。

 倉敷市立穂井田小学校の避難所には、他の避難所とは違う特徴があります。ペットと一緒に生活ができます。ここには、倉敷市、総社市から10世帯23人、そして11匹の犬が避難しています。

(記者) 「こちら(猫のゲージや犬のゲージなど)他の避難所にはないような物資が用意されています」

 今までの避難所では分けられていた、人とペットとの生活空間。倉敷市が、ペットと一緒にいることが被災者の心のケアにもつながるとして開設しました。

 この施設が開設された21日からここへ避難している山本恵理さん(43)は、姉の英子さん(46)と、愛犬のコタロウくんといっしょに避難しています。

(山本恵理さん) 「(Q.もともとどこで避難生活を送っいた?)犬がいるんでやっぱり車。(避難所に)入れないんで、犬がいると。なので車の中で寝泊りして、ここが犬と一緒に同居できるよということで、できた後すぐここに来たんです」

 コタロウくんと離れるくらいならばと、車中泊を選んだ山本さん。しかし、コタロウくんの体調が心配でした。

(山本恵理さん) 「犬の体調が一番なんで。冷房の部屋においとくと、ずっと暑い中でよりは(いい)。早く体調を治してもらってエサもいっぱい食べてもらえるようになったらうれしい」

 この避難所ではペット専用の物資も充実、毎日獣医師による診療もあります。24日現在、まだ35人の空きがあるということです。

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