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豪雨被災地にボランティアセンター移転 倉敷市・真備町

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 岡山県倉敷市の災害ボランティアセンターの本部が、豪雨の被害が大きい真備町に移転しました。

(倉敷市社会福祉協議会/虫明正雄 会長) 「真備の新しい拠点でボランティアセンターを立ち上げることになりました」

 倉敷市真備町のまびいきいきプラザの多目的広場で行われた、倉敷市災害ボランティアセンターの移転開所式です。新しいボランティアセンターは、井原鉄道の川辺宿駅からすぐの場所にあります。

 これまでのセンターは倉敷市玉島にあったため、受け付け後にシャトルバスで真備町に来ていました。センターが真備町に移転したことで、これからはバスで往復していた約1時間を、ボランティア作業に充てることができます。

(倉敷市からの参加者) 「今回から時間がちょっと長くなるんで、みんなまあその分いいんじゃないですか。効率的になって」

(奈良県からの参加者) 「災害が起きてすぐ駆け付ける人も大事だと思うんですけど、ちょっと遅れてしまったんですけど、まだ困ってる方がいらっしゃるのでまいりました」

 倉敷市では9月末までに、述べ5万3000人以上のボランティアが活動しましたが、現在はピークだった8月の6分の1ほどに減っています。

 家具の片付けなどを希望している被災住宅はまだ150軒ほどあり、平日を中心にボランティアが足りていない状況です。

(倉敷市災害ボランティアセンター/日野林典人 センター長) 「さまざまな理由で(片付けに)来れないという方もいらっしゃいますので、そういった方がまだ真備地区にいるということで全国の皆さんに知っていただいて、長い継続的な支援を賜れば非常に助かる、ありがたいなと思っております」

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