ニュース

JICA理事長が香川の企業視察 国際的目標の達成に向けて連携を

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 JICA・国際協力機構の理事長が香川県の企業を視察しました。JICAは今、国際的な目標達成に向けて企業との連携を進めています。

 JICAの北岡伸一理事長が訪れたのは香川県綾川町の「サンテック」です。ステンレス製のタンクや熱交換器などを設計・製造しています。

 JICAは現在、国連が掲げる「SDGs」、「持続可能な開発目標」の達成に向けて国内の企業との連携を図っています。  「SDGs」とは『貧困をなくす』『すべての人に健康と福祉を』など、2030年までの達成を目指す17の国際目標です。

 サンテックは今年から3年間、JICAの支援を受けて、アフリカのモロッコでオリーブの搾りかすを再利用する事業に取り組んでいます。

(サンテック/青木大海 社長) 「再利用できるような機械を今作ってますので、そちらを今年、モロッコに納めて。オリーブをたくさん作っている国の食品廃棄物を、いかにしてリサイクルにできるかをお手伝いできたらと思ってます」

 サンテックはモロッコでの事業のほか、ミャンマーに工場を造り、現地の社員を香川で研修させたり、JICAのプログラムで来日したアフリカ人留学生のインターンシップを受け入れたりしています。

(JICA/北岡伸一 理事長) 「途上国の役に立つ、それから、こちらの企業さんの技術の発展にも役に立つ、それを通じてJICAもメリットがあるというWIN・WIN・WINという関係を作っていきたいと思っています」

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース